• YUKI

砂鉄と磁石

【砂鉄をイメージして】

今日は1つ学校で学んだ事をバレエの中で、想像を膨らませて繋げてもらいました。

そのことを記します。

確か小学3年生の理科で【磁石の性質】を習うのではないかなと思います。3rdの子たちからすれば少し前の記憶かな?

今日はこの時にきっと行ったであろう砂鉄の実験を思い出してイメージを脚に繋げてもらいました。

バーワークのタンジュにて。

イメージの発端は

【張って欲しい脚がプカプカ浮いて見えるな】

というところからでした。

床をこすって、滑って、脚の裏を使って...

いろんな表現で伝えてきましたが、もうひと越え!

脚が伸びた(張った)状態がみえるには?

床をもっと使えば伸びていく軸もわかりやすいけれどどう伝えるか?

というところからです。

【砂鉄】

磁石を砂にくっつけると、その砂の粒が固まって磁石にくっつきます。

磁鉄鉱と呼ばれる岩から削られ風化し、流されたものが砂に集まってきています。

おそらく〜

実験や授業では

砂場に磁石をそのまま落としてくっつく様子を見たり

下敷きか何かに乗った砂に下から磁石を当てて砂鉄を動かしたり

したのではないかな?

との予想から、子どもたちに伝えてみました。

ここからはイマジネーションの時間。

脚は砂鉄の塊で、床の下から磁石を動かしてみて。そうすると砂鉄はどう動くかな?

床からバラバラに放れてしまうか?

吸い付いて進むか?

そして最後の脚先を伸ばす時は、磁石の角っこだけを床にくっつけてみて。

と。

砂鉄の集まり方が変わることが理解できていれば、面積が小さくなった時脚先はどうなるか?

少しイメージがつくかなと伝えてみました。

【なるほど】

と2人とも、そこからタンジュの脚がプカプカ浮かなくなり、伸びる時は磁力に脚先がしっかりとついて《張られた》脚が見えてきました。

ではそれを各方向に。

そして片手バーでも同じく

と繰り返していく中で、動かす脚(working leg)と同時に軸となる脚(supporting leg)にも、強さが見えてきました。

そうそう引っ張られる分、軸足はしっかりと上に伸びて立っていかなきゃいけないものね。

この理解がサッと繋がったという事は、この時の学校の授業はきっと2人とも楽しかった記憶として残っているのでしょうね!

考え方は∞

そしてそのためには学びも経験が必要ですね。

お勉強した事もバレエで活かせてきました。繋げられる・イメージが出来るって素敵な成長です。

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レッスンを通して

バーで言われた注意をフロアでも思い出し意識を繋げられることが増えています。

何週間か前を辿ると...

「今日何を言われた?」

と結びつけてもらおうとした答えは

「イロイロ言われた」

という返答だった子たちですが(笑)

そこからもう少し「この時は何を言われたか」

と図形合わせのように、

同じ時

同じ場面

ただ少し変化している

というところでたずねてみると、思い出し・自分たちで次のターンから注意を払う事ができています。

その図形合わせのバリエーションが、彼女たちの中で増えていくように

まだまだ一つ一つ繋げる作業を一緒にしていきたいと思います。

YUKI



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