- YUKI
失敗はくしゃくしゃなまま終わらない
レッスンの前に、今後の予定のお話から、「何か聞きたいこととかあるかな?」と尋ねたことがきっかけで、その後先輩と後輩の質問合戦になりました。
以前は、こういうことを聞いても発言せず黙っていた子どもたちでしたが、少しずつ自分から聞いてみたいこと
気になること
やってみたいことなども生まれています。
でもその背景には二本の動画制作がきっかけになっているなと感じています。
先輩や後輩さんたちと作業を進めて、できた動画を観て、互いに新たな一面をみた!という驚きと楽しさから発生していると思います。
「こんな一面が彼女にあったとは知らなかった!」
そのことで「もっと知りたい!」と相手への興味に繋がっていることをとても嬉しく思います。
少しの間、質問をし合ってこの続きは金曜日に!
残り一回のディスカッションの日に回しましょう。
楽しみですね。
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楽しかったあと、さすがのJrは切り替えが早かったです。そして3rdの子も昨日は繋がりも悪かったせいもあったので今日はグッとレッスンに力がこもっていました。
2ndの子たちは、楽しかったふんわり気分が少し残ってしまい、
なかなか覚えられないとか
フワフワしたままだったりとか
それぞれにみられました。
そのことを自分で気付いたこのノートは、反省点ばかりをあげていました(笑)
その中で、一つ
「顔(表情)が良くなかった」
と書かれていたことを私があげて
良くなかったという似顔絵と
明日からはどんな顔で受けたらいいかの似顔絵を描いてもらいました。
あまりにも切り替えられなくて、本人の中で悔しさともどかしさと怒りでいっぱいだったノートだったのでそうさせました。
学び途中です。
全てにおいて。
でも
「良くなかった」と気付けるなら
そこを明日からは「どうするんだ」
と意識を持っていくことをしていきましょう。
くしゃくしゃなヤケを起こすことも大事。
だけど、そのあとしっかりと自分を取り戻すことで落ち着いてみましょうね。
そうすれば、一回一回の自分の中での失敗経験も
お姉さんたちとせっかく意見交換できた楽しさも
どちらもきっと大切に思えるはずですよ。
でも、まずは描いてみてごらん
と声をかけたことに対して、行動してくれたことは彼女の大きな成長だなと思います。
今日は意見交換で飛び出した「笑顔」で踊るにはどうしたらいいか?
という3rdの子の質問から
笑顔でレッスンを受ける
ということもテーマに加わっていました。
そのこともちゃんとわかっていたから
表情が悪かった
と
言えたのだと思うことも成長です。
子どもたちの意見は
大人が思ってもみないことに話が広がっていくことがあります。
このオンラインで、普段は知らない子どもたちの頭の中が少しずつ見えていて本当に面白いです。
Jrの子の中には、自分の表情に自信がない
という子もいます。
ノートにもエッセイ調でそう書かれていました。
その子にはこう返しました。
「自分の何かに自信がない時は
自分のことを応援してくれている人のことや
憧れてくれている後輩ちゃんたちのことを思い出して
その声を信じてみてね」
と。
あたしの経験からのお話でした。
明日はどんな日になるかな。
YUKI
