- YUKI
クタクタなのは素敵なこと
今日は、レッスンの前に少しだけ気持ちの元気がなくって「見るだけにしたいな」と申し出てくれた子がいました。
「レッスンすると疲れる」
と彼女がいっていました。
私は実は彼女が言ったこのことが、とっても嬉しかったのです。
疲れるほど、一生懸命集中して頑張っているからです。
1stさんは、Preさんの時とは
身体の使い方
頭の働かせ方
神経の使い方
集中も
動きそのものも
そして
繰り返すことに、キープする筋力の使い方まで
全てがアップしています。
当然、これを一生懸命やっていたらクタクタです。
「クタクタになる」という疲労を楽しみに変えるには、きっとあともう少しだよ。
一回おやすみすると、また次はもっとクタクタになっちゃうのが身体の不思議なところなのよね。
続けていると、きっとパワーアップします。
クタクタになるほど頑張ってくれているみんななら!大丈夫よ。
なんだかんだ言いつつも、レッスンが始まればやっぱり集中していました。
でも、だからよし!頑張ったね!
ってユキセンセイは押し付けたくないのですよね。
それだけでは、また次回クタクタになると感じてしまったら気持ちが沈みますよね。
「クタクタになる」という先を読んでいる気持ちが斜め下り坂になっているわけですもの。
ではでは感覚と感性の高さがある分、ちょっとだけトリビア知識でユキセンセイ応戦。
身体の不思議。
クタクタになるのは、重いパーツを一生懸命支えているという説明をちょっとしたクイズで取り入れてみました。
少し気持ちが軽くなったかな?
そうだと嬉しいな。
心と身体は繋がっているからね。
何か彼女の
彼女たちの心が上っていけることももう少し考えてみますね。
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前回、このクラスの進行の鍵を見つけた気がしたユキセンセイです。
今日も、その鍵使ってみました。
やはりそこから集中の高まりを感じ、それぞれの身体の反応もとても良くなりました。
憶え始めのステップの練習も、落ち着いてお話を聞いて動いていました。
木・金クラス同様に、みんなで揃えて動くこともできるかな?
と取り入れてみたところ、思っていた以上に子どもたちが落ち着いていたのは、もうこのクラスの子どもたちの輪ができているからかなと感じました。
言葉では上手に表現できないけれど、
それぞれが互いの理解を深めつつサポートしていることも
このメンバーの空気が支えになっていることも
よくよく伝わってきたシーンもありました。
なんだかそういうのがいいのよね。
それぞれの意識が知らず知らずのうちに芽生えていることは確かなクラスです。
バレエを通して。
1つのレッスンの中で。
また次回が楽しみです。
今日おやすみだったムードメーカーさん。
自習楽しみに待ってます。
YUKI
