
YUKI
わからない はいいこと
今日は、珍しくおやすみの子が重なりました。
学校も始まって1ヶ月。
子どもたちも疲れも出てくる頃です。みんな、しっかり休んでね。
いつになく元気がなかった先輩さんもいました。だけど、レッスンも後半になるにつれて彼女の持ち前の集中力とともに動きもイキイキと活力が漲ってきました。ココロが強くなったなと感じました。昨日のレッスンの中で言われたことも、思い出しながら姿勢を整えている様子も見えて、自力で積み重ねている強さも見えてきました。
また別の子は、以前まであやふやだったパが、「わかるようになった!」と言わんばかりのイキイキした動きを見せてくれて、ユキセンセイ感動しました。
このパの練習を始めた頃は「わかんない」「できない」って言うことが多かった子です。
その子が、スルッと突然「できるのよ」と言わんばかりに見せてくれたステップからは、光が放たれているかのようでした。
一つ自信がついたから、最後の最後まで今日の集中は高かったな〜。
お友達が、できたパを、「私もできるようになりたいな」と心の中で思っていた子がいました。このことはレッスンの後に彼女とお話した流れで私も気づきました。
今日は学校で頑張っている疲れもあって、いつものスィッチも点灯ではなく点滅していました。
だけど、そこから先に「わからない」ではなく「できない」の言葉が今日はとても多く出ていて、レッスンへの興味にすら、一旦シャッターが降りてしまっていました。
でもユキセンセイ知っているんです。
彼女がすごくバレエが好きなこと。
そこで、
レッスンの中で、一度ユキセンセイの本音をぶつけました。
「ユキセンセイは、あなたとバレエがしたいんだ!」
ってことを。
そのあとは、「できない」が「わからない」に変わりはじめ、とにかくユキセンセイのぴったり後ろで同じように動き【続ける】ことを頑張ってもらいました。
諦めないで!!
と念じながら。
その思いは、彼女に届いたと思います。
レッスンが終わって、私の横にやってきました。
何か言いたいけど、言葉にはならなくて、でもユキセンセイが気になってやってきてくれたことはすぐわかりました。
そこでお話ししました。
叱られても最後までみんなとレッスンをしたこと、はなまる。
じゃぁ次は、何ができるように頑張ってみる?
と投げかけてみました。
今日のレッスンのなかで練習したパを
二つほどあげて、どちらにする?と聞いた時。
すかさず先ほどお友達ができたパをやって見せてくれました。
「これができるようになりたい」
って。
言えましたね!!
ちゃんと聞いてるんですよね。お友達が褒められたことをね。
じゃぁ、来週はそのパの練習を諦めないでやってみよう。
とお約束。
「できない」は諦めだけど
「わからない」は言っていいんだよ
と言うことも伝えています。
「わからない」を伝えてくれたら、ユキセンセイもあなたが何にわからないかよくわかるし、
「わからない」は、一緒に練習すればきっとできるようになるからね。
と言うお話をしています。
レッスンが終わったあとは、今はきっと疲れもあって急ぐことができない時もあります。頭を休ませないと次へ進めないこともあります。
私はなるべく自分でやるべきことを終わらせて(着替え)帰るまでをして欲しいと思っていますので、今のこの時期はレッスンのあとは特に一人ひとりの様子をみて適宜サポートできたらなと思っています。
きっと慣れていくからね。
慌てないで
急がないでいいときは、少しばかりレッスン後お時間をください。
今の1stの先輩さんたちだって(笑)
思い出せば去年は・・・・・・。ね。
また来週。
できるようになるために、一緒に頑張ろうね!
センセイと
そしてお友達と一緒に。
だからできることがみんな増えていくのよね。
お友達の存在ってすごい力だ。
どの子もみんな。
YUKI
