YUKI
もう一息なの!
レッスンの前に、二人で復習をしているもののどうやら行き詰まりを感じていることがある様子でした。
レッスン前に復習をしていることは、意識が高まっていることです。ですが、その時点でわからないが出ているのであれば、ユキセンセイに聞いてくれたらいいな・・・と待っていました。
が、そこまでは行動に移せず・・・。でした。
あともう一息!!(悔しいな〜)
今、彼女たちは進級試験に向けて本当によく頑張っています。
今週土曜日には、一旦最終的な試験を行う予定です。その旨伝えてありますが、わかっているかしら?
そのため、レッスン時間以外にも彼女たちの成長の振り返りをユキセンセイも実はしています。
最初に、課題項目のチェックを始めて1ヶ月弱。
一つ一つの課題の成長はしっかりと見えているなと、改めて感じています。
あと一息は、もう少し本人たちの熱意をアウトプットすることにあるかもしれないなと、振り返りながら、また今日のレッスン前の状況を見ていても感じたことでした。
バーワークでは、意識も姿勢も高まっていますがやはり「進級試験」という緊張故に、お互いがお互いを気にしながら動くことも増えています。
自分自身のために、ここはそれぞれが強い気持ちを貫き最後まで乗り越えてくれたらいいなと思っていますよ。
頑張って!
さて、先に記した「わからないところ」は、レッスンの中盤にやってきました。
その時も、どちらも「もう一度説明してください」を自分から言えずに過ぎました。
ユキセンセイから彼女たちに尋ねることはグッと我慢しました。
そのあと、試験課題のアンシェヌマンを二つ言い渡し、全部で3つ。(課題の項目とは別です。)
最後の5分。
「質問は?」
と尋ねたところ、一回だけ聞かれましたが、前回のところではありませんでした。(ユキセンセイが不安)
そして、
「今日の時点で、この3つのうち一つ!どれか見てほしいですということがあれば、言ってきて」
と伝えました。
「あってるとか間違えたとか、試験結果に関係はしないから、確認のために一つ選択して見てほしいことがあれば言いなさい」
と。
正直、ここでどれかやって見せてくれるかな
と思いました。
だけど、結局今日はどちらも何も言えず、時間が来てしまいました。
悔しさいっぱいなユキセンセイでした。
レッスン終了。
あと一息なんだけどな。
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わからなくて困るのは、自分たちです。
これが「試験前だから」と本当は付けたくはないのですが、子どもたちにとって今目の前にあること・どうしても越えたいことはどちらも進級試験なのではないのかな?
とユキセンセイはそう思っています。
もしも、そうでなければ今回の進級試験は見送っても良いと思っています。
わからない
のであれば、
今わからない時に聞くべきです。
これは、結構前からお話ししていることの一つでもあるけれど、どうしてもなかなか自分たちからはまだ言い出せない彼女たちです。
ここを越えてほしい。
そのことは本人たちにも伝えています。
進級したら、もっとわからないこと・難しいことはきっと増え流でしょう。
受け身だけでレッスンをしていても、「わからない」ままになってしまい、楽しくなくなってしまいます。
特にこのバレエは自分たちがやりたいからやっているはずのことです。
「手取り足取り」からは、離れていく時期です。
たとえ子どもたちはそれすらもまだ、わからない状況だとしても!
今日の振り返りから感じることは、やっぱり「やってみて」と言われたら、どんなに整理がつかなくてもやってみる心をもう一度持ち直してほしいなと思いました。
試験
試験
と言われて、緊張もしているでしょうけれど
その先に目標として外部に出たいと言っている彼女たちだからこそこの緊張を自分の力に変えてください。
この試験を一旦の目標として、大きな通過点となるようにあと少し
気持ちを強く、前を恐れず、ユキセンセイにまずは猛アピールしてきてほしいと思います。
自分たちでしっかり復習までしようと試みた気持ちを、もう一歩押し出してくれたら、きっともっと、彼女たちの自信にも繋がっていくと思います。
今、かなりの乗り越え時期です。
ドキドキしたり、モヤモヤを感じたりももしかしたらするかもしれないけれど、試験という目標に向かって堂々とぶつかってくる彼女たちの威勢の良さみたいな強い気持ちがみたいです。
次から次に
よくなればどんどん「もう少し」「まだまだ」を言い渡すユキセンセイにぜひ
次回は、全力でぶつかってきてください。
楽しみにしています!!
殻を破って
きっとできるよ。
ここまできたんだもの。あと少しよ!
素直に。真っ直ぐに。
勇気を持ってね。
YUKI
