
YUKI
「僕」を貫くには勇気
最初に書いておきますが
今日は久しぶりに泣いた当校のバレリーノくんです。
もう一踏ん張りして欲しいと願うこと。
『何がなんでもやるんだ!』
っていうキモチをつけて欲しい当校の先輩バレリーノくんです。
性格もそれぞれですが、甘えん坊のバレリーノくん。
次第に強くなっています。
週2回のレッスンももうずっと続けていて、バレエが好きなことは確かです。
とても繊細で気弱な部分は
バレエを通して少しずつ強くたくましく
彼のペースで成長しています。
ただどうしてもお友達がいるとお友達に頼ってしまいがちな部分がレッスンでは気になります。
でも実はとても強く『僕』を持っている子です。
その自分を、バレエの中で出せるようにしたいユキセンセイです。
今日泣いたのは、何度も何度も同じやり直しをさせられ、ついに涙。
彼の中ではユキセンセイが怖くて涙したことかもしれませんが、何度も何度もやり直しをしても一つのことにただ集中して出来る!
出来た!
を彼にどうしても伝えたかったのです。
涙はでたけれど、今までの彼とは違い
それでも「レッスンは今日はもういい」
なんて引き下がることはしませんでした。
ユキセンセイがしつこくて、「今日はこれで良し」もなかなか言わないのも途中で彼も気付いていました。
それでもずっとやり直しとたたかった彼。
わかった瞬間は生まれているけど、どうしてもユキセンセイの顔色を伺う彼とユキセンセイもたたかってみました。
泣いてもいい。
そう思いながらね。
泣いたあとは、やっぱり違った。
一点集中して
自分で考え
最後まで集中して
出せる力を出し切っていました。
よく頑張りましたよ。
最後の最後は解放されたかのように、ユキセンセイの注意もいつもみたいに笑いながらも受け入れていた彼。
ちょっとたくましくなりましたかな。
たとえば
ただただジャンプして楽しい
から
ちょっとだけ「ここに気をつけて(意識)をしてジャンプをする」こと。
出来るやりたい衝動だけじゃなくて
自分で1つ意識をする
気をつける注意力とそこに集中する力というよりは(彼の場合は)勇気を持って欲しいこと。
何度も言われて悔しい思いと
ユキセンセイが僕にイエスと言わない悔しい思いもあっての涙から
自分が気をつけられなくて悔しい気持ちが、
数年後でもいいから彼の中に芽吹いてくれたらいいなと思います。
強く「僕」を持っている彼。
ここから先、その「僕」を強くたくましく貫くためにも、ユキセンセイみたいにスルリと通過できない人が彼の前に1人いてもいいかなと思います。
嫌われても
怖がられても
煩くても
彼はきっとバレエを今すぐに嫌いにはならない。
大好きなバレエで
かっこよくたくましく
上達していく彼をユキセンセイはみたいです。
どんなに嫌われてもね。
集中する勇気を持った時の
彼のプリエはほんの少しかっこよかった!
まだまだかっこよくなるのではないかな!?
期待してるぞ。
今日お休みだった相方くん
早くよくなってユキセンセイにしごかれに来てください♡
YUKI
