YUKI
2020年12月18日
思いっきり集中して
思いっきり死角から引っ張り出されて(※水曜日の日誌を参考にしてください)
思いっきりまた動こうとして待ったをかけられ
じっくり話を聞いて
また動いて
最後にはその集中も注意も繰り返しも興奮に変わり、笑顔(というかおかしくなるほど笑って)
弾けた2ndのレッスンとなりました...。
もう彼女たちの個性が強すぎて、今日は一つ一つ汲み取ってしまうと先へ進まない!
と思い、突っ走ったユキセンセイです。
前々回から、踊りの練習の練習と称し、クリスマスにちなんでくるみ割り人形「お菓子の国」より
ディベルティスマンの1つ
キャンディボンボンの練習をしています。
この練習は短期のため、来週で一旦おしまい。
来年はこの作品もなにか披露という形にしたいですね。
踊りの練習を始めて、嬉しくて舞い上がったメンバーは発表会経験者。
初回ドキドキして、不安が募り「嫌だった」(とノートにも書かれていました(笑))
子はまだ発表会を経験していない子です。
だけどこの不安が募った子も、みんなが楽しそうに踊っている中に加わることで、少しずつその「嫌だな〜」の気持ちも楽しみに変わっているのではないかなと思います。
今日は、もうすでにイキイキした姿で出番の時を待っていましたし、一緒に踊り出せば楽しさも込み上げてきているかな?
と感じました。
何せ、このわちゃわちゃと元気いっぱい
楽しいが先にたち
待ったをかけられても飛び込んでくるメンバーの中で一緒に練習していれば、きっと不安なんて飛んでしまうと思います。
不安は、まだ見ぬ(経験していない)こと
自分の中で見通しが立たないことだから余計ですね。
でも練習を重ねていき、自然と「踊ることが楽しい」を身体が掴んでいけば、見えない先のことも「楽しみ」と「期待」が膨らんでいけるはずです。
きっと彼女もね。
みんなもまだまだ。
バレエは一人ひとり個々に励むものですが、このメンバーと共にレッスンを積む・リハーサルを通して踊りの楽しさを感じていくことで
互いの中に様々な意識も芽生え、それがまた励みになることもあるはずです。
実際に、2ndのクラスとしてのレッスンは、都合により2回受けられない子もいます。2ndのレッスンじゃない日は、正直不安なのかつまらないのか(笑)いつもユキセンセイにツンツンされています。
そのことで、悔しさもその子は感じながらも、このメンバーと共にレッスン出来る日で集中も気力も取り戻しながら食い下がっている姿を(今日も)見ると...
レッスンだけでなく、
彼女たちにとっての居場所
がすでにここに個々にできているんだなと感じてしまいました。
私自身も、全ての子に【環境】という点では特に融通がきかないところもあるなと
進級時にも
今も
悩んでしまう部分もあった(ある)のですが...
子どもたちが
やっぱりバレエが好きで
それでも個々にグンと頑張る姿をみて
そしてこのメンバーと励むことが今の彼女たちには最大のチカラにも発散にもなるんだなと思える姿を今日は見られて...
嬉しかったです。
まぁ〜しかし!
舞台のための練習となると
こんなにワーキャー楽しいばかりじゃいられんぞ。
しかし悔しいのは(?)
ワーキャー言いながらも、踊りになると途端に聞くこと聞けてる子どもたちの逞しさね。
まさに踊りのマジック。
バレエの魅力ですね。
魔法なのか
動き続ける呪縛なのか
(笑)
この年になってもやっぱり踊れることは楽しいことを知ってるからこそ思います(笑)
YUKI