YUKI

2021年1月21日

どっちが反抗期?

「彼女たちのチカラはこんなもんじゃない」


 

知っている分、そこは曲げられないYUKIです。


 

そして

「彼女たちからの反応がやっぱり欲しい」


 

言わなければやるかい?


 

言わなければそのまま。
 

途中からなんだかとっても淋しくなってしまった私です。


 

前回の時も、やる気が見えそうで見えにくく

伝えても反応は返事すら曖昧で...

様子を見ようと留めていました。


 


 

私からのアプローチがもっと彼女たちに伝われば、もっと反応の仕方も意識の仕方もわかるのかなとも悩み今日のレッスンは最初から、付きっきりで


 

身体をこうだよ!って触って注意して

もっとこうだよ

ここだよ

をいつも以上に入れてみました。


 

が...


 

なんだかそこに子どもたち自身

「出来るわけがない」というようなロックがかかっているようでした。

うるさかったのでしょうね。


 

フロアワークで、パッと手放して

「自分で出来る意識やアピールをみせてみて」

と促しましたが、残念ながら今日は私の目には心には子どもたちからのビームは見えてきませんでした。


 

今月はこれが1回目じゃない。


 

だけどもうこれ以上は今日はレッスンにならない


 

匙を投げたYUKIです。


 

(ごめんなさい。)


 

でもやっぱりその時も「ガーン」と立ち尽くす彼女たち。

伝えてきてよ

と声にしてもなかなか動かず。シクシク泣いていました。


 

ならば聞いていいかな。

「今私!すごくがんばってます!」

っていう気持ちでレッスンしてたのかな?


 

って


 

どこかで

「出来るわけないし」

って諦めてなかった?


 

と。

後者だと頷く反応を見せてくれました。


 

何度聞いても「レッスンやらない」というユキセンセイの声には首をブンブン横に振って、すごい目でこっちをみる。


 

それされても「そうなんだじゃぁレッスンしましょう!」

とはなれないユキセンセイもいることも伝えました。

その反応はもう卒業よ。
 

 

 

 

出来ないからできるためにレッスンしていることも忘れてないでしょうか?

ユキセンセイがうるさいと「うるさいなー」「できるわけないじゃん」ってたとえなったとしても、やってみせてくれなきゃ、上達には繋がりません。


 

そして

簡単に諦める子達じゃないんだよ。

知ってるんです。


 

一回一回を大切にすることを今学んでるんですもの!

いろんな日があっていいし

自分たちが感じるうまくできない日もあっていい


 

そんな日でも、まずは応えようとする姿を見せてくれなきゃユキセンセイは本当に...悲しい。

そしてやる意味がない。


 

センセイ一人で走ってもレッスンにはならないもの。


 

そんなこんなが10分ありました。

私もこれで今日さよなら

って言うのは嫌でした。もちろんそんなつもりでストップしたレッスンではないけど、実際私と彼女たちの温度差もありレッスンにはならなかったことは事実です。

私が空回ってるのか(涙)


 

今いろんな葛藤の中子どもたちが成長してることも知ってるからこそ!

今日の一回を大切に終わらせたい

だから切り替えさせたい

もちろんその反応で

私も切り替えます。


 

レッスンしたいユキセンセイは。


 

子どもたちはどうなんだ?

知りたい!

わからない!!!


 

そんな気持ちでした。事実です。


 

顔を洗っておいでと伝えた後、モジモジしながらようやく

「レッスンしたいです!」

ってまた言葉にしてくれました。


 

だから

じゃぁさっきのをもう一度動きで見せてと伝え直してからは.......


 

はいもう書きません。


 

言うまでもなく


 

出来るじゃん!!

でした。

背中の張りも違えば、上げようとする脚の高さも全く違い(それくらいそれまで今日はひどかったってことです。)

安心すると言うより

悔しいと言うより

素直にこの姿が見たかった!!!!!!


 

って思いました。


 

そのあと返事の仕方が褒められはしない3rdに、

「踊りの練習をするかしないか」

大きな声ではっきりと返事をしてもらい、リハーサル。


 

ここですでに時間オーバーしていたのですが、このまま帰せないと止まった10分延長してリハーサルをしました。


 

結局...

私と子どもたちとの色々があった今日のレッスンとは思えないほど、そのあとの意識と反応はいつも通りのやる気に満ちた3rdでした。


 

(私が一歩的にぶつかったのですけどね)
 

なんだったんださっきのはって、我が娘たちに対して思う母です。バレエのね。
 

 

 

この年齢って、こういうことあるんです。

あっていいんです。

なくちゃダメだと思うし、奮い立つことも覚えて欲しい。

そして自分たちがあまり気づいていない自分の姿に目を向けられる子達になって欲しい。

相手にはココロの中まで見えないだろうとも思っているでしょうけれど!!伝わっちゃうんだよってことも知って欲しい。

だから自分がどう思ってもどうするのか?したいのか?

みせなきゃ伝わらないうえに結果にも繋がらない。

さいごに

残念ながら、ユキセンセイです。

みんなが思ってる「先生」じゃないんです。


 

変なんです。

わかっちゃうことが多いんです。大事な我が子たちのことなので。

先生じゃないのはそこです。


 

貴女と

貴女と

二人三脚で歩んでます。
 

 

ちょっと気持ち悪いでしょうけど、油断大敵!ユキセンセイですから、

反抗心もネガティヴハートも持ったままでいいから

それをはねっ返してぶつかってきてください。


 

自分に

甘えてても

自分から

逃げてても

上手にはならないんだよ。

そしてバレエがしたい!なら限りあるユキセンセイとの時間を丸ごとバレエにください!

1日24時間のうちの70分〜120分程度。

ほんのわずかな時間をユキセンセイに全力ぶつけてください。


 

好きなんでしょ?

バレエ。


 

もう一度自分の心に問い直しておいで。


 

それでもやっぱりする!!!

って思えたら思いっきり気持ち切り替えて週末出直しておいで!!!!!


 

待ってるぞ。

*********

この写真も10分があったあとのもので、本当は首から上の表情の良さや視線の上がり具合をお見せしたいほど。

この状態が貴女たちなのよ。

向き合いなさい。少しずつ

自分と

人と。
 

 

 

YUKI


 

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