YUKI

2020年3月5日

レッスンに必要な欲

ユキセンセイと一緒に動けばわかるけれど、パッと離れられると行方不明にもなります。

だけど、彼女・彼らは、そのスィッチの切替さえ出来れば

見た記憶

聞いた記憶

を整理してたどるチカラをすでに持っています。

フロアワークで、前回から練習しているパ(ステップ)だって、一つ一つ落ち着けば出来ます。

そしてその時に、見るというパワーを考えるというパワーに切り替えることが大切です。

それも実はキモチだと思います。

ほんの少し前まではユキセンセイが離れたら「わかるわけがないじゃない」

と思う不安が先立って、一歩先の自分で試みるというところまで切り替えられていなかったのではないかなと思います。

この辺りをじわじわと叩かれ、

やってみる!

考えてみる!

さっきのことはこうだった!

子どもたちは自分で考えようとし始めています。

金曜日のレベルアップクラスでは、しっかりと集中して自分で考え動く

ことをたくさんトレーニングされています。

その時に一点集中して

たとえ間違っていても前を真っ直ぐにみてお友達の動きを見ないことが大切です。

見てしまうとその時点で

【見る】ということにパワーが傾き、自分で考えることを手放してしまうのです。

これはあくまでも自論ですが、ユキセンセイもレッスンを受ける時に

咄嗟に何だったけ?と記憶が飛び誰かのことを頼ってしまう経験があります。その時に人に頼ってしまえば何にも残らないのです。記憶も身につくはずのことさえも。

慣れてくると忘れた動きのキッカケだけ拾って、あとの記憶に繋げることもでき始めますが、

それはまだまだまだまだ先のことで

ベースは、自分で自分に集中して動きは頭に入れておくことが大切です。

まだその手前のところ。

動きを頭に身体に入れているところですからね!

バーワークの終わりに、一点集中し自分で考え自分の動きをやり切った子から抜けていくということも入れました。

(意地悪よね〜♡)

わかっているはずの子でも、お友達の動きから目が離せない子もいました。

今日1抜けした子は、ユキセンセイのこの頑固でうるさい性質を1番わかっている子だったかな(笑)

何だっけと思った瞬間も、お友達を見ずに動き抜いていました。

1人抜け、子どもたちは気づいていきます。

「自分でやらなくちゃ」

段々と集中スィッチが点灯していきました。

それぞれに切り替えるココロの強さも備わってきたなと感じています。

2番目に抜けた子たちの中には、ちょっぴりナキムシだった子がいたこと!

嬉しかったー!!

何番目に抜けるのがいいと言っているのではありませんよ。

自分で一点集中する勇気を持っているということは、しっかりと自分で考えている証拠であるということを嬉しく思うってことです。

だから身体にも染み込んでいくし、わかれば楽しい上に満足度も達成感も高いと思います。

このことが、あとのレッスンの中で前向きな姿勢に変わっていました。

説明をして

「わからない人」と聞くと自分から「わかりません」の合図を出してくれました。

そのあとの説明も動きもユキセンセイに穴が開くほど見て理解したい!というキモチで動いていた姿勢です。

その後は、一つ一つその説明の通りを自分の頭の中で整理しながら動きに変えて反復していました。

これがレッスンのまた基本姿勢ですね。

貪欲な姿勢でレッスンに取り組むことは、上達にきっと繋がります。

自分で考える勇気が湧けば

知りたい

わかりたい

出来るようになりたい

欲が生まれ

前向きな姿勢に変わっていけることもあると

ユキセンセイは思っています。

レッスンは「私の(僕の)時間」です。

自分のために!

そのためには自分で勇気を出してちょっぴりたたかってみてほしいです。

自分とね。

たまにユキセンセイと

かな(笑)

今日おやすみだったお友達

次回を楽しみにみんなで待ってます。

YUKI

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