YUKI
2020年12月15日
火曜日
先にスタジオ入りしていた3rdの子たちが、Jrの先輩たちのバーまで、言われなくても組んでいました。
これは、Jrの子たちがしてくれる気遣いそのまま。
まだその時Jrは到着していなかったけれど、きっと「今日は順々に参加してくる日」だから
と、3rd2人で考えて行動に移してくれたことです。
気遣いの連鎖
素敵ですね。なんだかすごく嬉しかったです。
先にレッスンをスタートしていた3rdの子と早めに到着できたJrの子は、バーワークとフロアワークのあと
プロローグ(特にアンサンブルの部分)
個々のVa
の練習をしました。
フロアワークの中で、Jrの子にアームスの動きやまとめ方(Hold)に注意をしました。
3rdの子にもこのこととは別のパの練習の時にアームスの注意をしました。
【手を先に作る(ポジションに入る)】
このことが、アンサンブルの練習の時でも響いたと思います。
合わせる動きの時に、まずはアームスだけ鏡に向かって練習すると...指先まで音の中で行き届かずアームスのポジションにバラツキがあるのです。
指先って意外と無意識。
そして腕を動かしながら動くってとっても難しい。
なぜならボディが動きに耐えられなければ、その上にのってぶら下がっている作りの腕(肩甲骨・肩関節・肋含む)は大きくブレてしまうからです。
だからこそまずは今の出来る限りでいいから、アームスの動き(だけ)を身体にしっかり入れる練習も時間を見つけてしてください。
きっと揃います。
現にこの後全員でプロローグを合わせた時、たくさん時間をかけて意識を入れ替え揃うようになったのは、アームスの動きによって見違えたからです。
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Jrは少々苦しい時間を週末から過ごしていたと思います。今日私からぶつかるまでは。
3rdが帰る前にも少しイベントの打ち合わせをしていました。
それを聞きながら、もう一息!
そう感じた意地悪YUKIです。
土・日に話したこと、Jrの中には真っ直ぐに理解が出来ている子と
「わかっているけど」と前置きして
「なんで今そういうこというの?」
の気持ちで私の話を聞いている子がいました。
身体いっぱいに抵抗していた態度を見るのもちょっと久しぶりでした。
それも当たり前の反射ですよ。
だって一生懸命やってるんですもの。
そこを崩すってなに?ですよね。
そこを「まぁ聞いて」。
そう思わずに(上のまま)
理解してみてよ。
と私からぶつかってみました。
シツコイんですよね。私ね。
「自分たちでやれ」って言ってるのにね(笑)
でも一生懸命だからこそ
走る方向性を決めなくちゃ!
でも彼女たち忘れていただけで、ちゃんとテーマも目標もこのプログラムを構成した時に出来ていたんです。
そこに気付いてもらうまで、思ってること
考えてることをアウトプットしあってもらいました。
3rdのイベントへの意識の確認
も含めて。
少々時間はかかりましたが、それを経て
忘れかけていた今回のイベントのテーマに立ち返ることができました。
みんなで楽しむ
そして
みんなに今回のイベントの中で、いろんな世界観を体感してもらうこと。
これがテーマです。
ちょっと私の導きも強引なところはあったけれど。。。
数日苦しかったと思います。
一生懸命やってるのにYUKIティ意地悪だしね。
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5人の踊りからはすでにそのテーマ得られると思うことも伝えました。
そこにはすでに、自分たちが必死になって努力したものがあり、同じように5人が踊りに対する熱意を持っているからです。
観るだけじゃ体感にならないなんてないと思うのよ。
観ることでドキドキしたり
わくわくしたり
自分も踊りたくなったり
未来を描くことが楽しくなることだってあります。
伝え方なのよね。
そのために一人ひとりが持つ自覚と意識とアイディアや意見も持ち寄ることも大切かなって思います。
言葉にするのは非常に難しいことですが、人を動かす・人のココロを揺さぶる・楽しんでもらって、自分も楽しむためには、
「いいね」だけでは進んでいかないことかもしれませんね。
この後に、何か感じたことを込めて踊ってみてごらんって伝えたJrの踊りからは、優しさと強さが溢れていました。
何よりも、1番抵抗していた子の笑顔が、この1、2年の中ではとっても優しい笑顔になっていました。
その子にはそのまま伝えると、涙が溢れてましたね〜。苦しかったことに全員よく目をふせず自分で向き合ってくれたなと思います。
そのことも伝えています。
そのままイベントのリハーサルも、今日気づいたテーマに沿って何か工夫できることがあったら盛り込んでやってみてもらうと、今までの台本通りのアナウンスではなくなりました。
「楽しいって感じてもらいたい」って気持ちが届くようになりましたし、やってる側も楽しそうにみていて思うから、見ていても楽しい!
そう思いましたよ。
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ものすごく感じることが多いのに、自分の気持ちを相手にぶつけず、溜め込んだり消してしまったりしてしまうところがある子たちです。
(普段は知りません)
もっともっとぶつかり合える仲間なはずだから、本音で意見を言い合ったらもっともっと彼女たちは美しく逞しく優しくなると思います。
テーマを決めよ
軸を持て
って子どもたちの様子をみて感じて伝え続けたことですが、足りないのはそこかなって思った今日でした。
あとはイベントまで走ってみよう。
お陰で今週末までに仕上げなきゃいけないことや準備するものもしっかりと見えた今日でした。
よくよくがんばる。
踊りも
イベントに対することも。
この強さ彼女たちに優しさに通ずる。
きっともっと。
最後まで粘ろうね。
YUKI