YUKI
2020年9月23日
久しぶりの水曜日。
今日と来週は、水曜日のレッスンも3rdも解禁。
フルレッスンは昨日同様、テンポ早めにしっかりとそこに
姿勢と意欲と身体を上げてもらいました。
バンバン進むレッスンに、
「ついていく」
というキモチはJrだけではなく3rdの子からも充分伝わっています。
レベルが少し高い事に、キモチもカラダもひかずに励んでいます。
自分のチカラでキャッチしていくこともスピードも上がってきています。
でも!
何度やっても「ん?ちょっとわからない」
っていう事が出てきたときに、もぞもぞせずに
その瞬間に
「ここもう一度教えてください」
って声をかけられたら、もっと掴む事も出来るでしょうし、自分たちの中でも解決すれば一歩先の安心や自信に繋がることだってあるはずです。
昨日、同じような事を言われたのでJr.の子は早速行動に現れていました。
一方3rdの子は、レッスンの中だけではなく、ヘルプを出すことに時間がかかってしまうところがあります。本人はまだきっと「今ここ困ってる」という事に自覚が薄めかなと思います。
どういうときに「教えてほしい」とか「手伝ってほしい」とか言えばいいのか、掴めていないところもあったり、聞いてはいけない・言ってはいけない
と思い込んでしまっているところもあるかもしれませんね。(特にレッスンの中では)
今日は、アンシェヌマンの中で何ターンか頑張ってみたけれど、どうしても理解ができていないところがわかりやすく出ていたため、【その時】こそ
「もう一度教えてください」
をいう時なのだよ!
という事をまずはやんわり伝えてみたけれど、やんわりでは「え、それってどうするの?」ってなってしまってたため
ハッキリと
「こういう時こそこう言うんだよ」
と直球で伝えてみました。
これが似たような場面に遭遇したときに、自分で気づけるようになるといいな〜と
気長に先を待ってみたいと思います(笑)
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3rdの子はフルレッスンまでの参加で、その後Jr.はコンテの練習に取り組みました。
彼女たち、今この時間がとっても楽しいようです。
踊っている姿が清々しく、イキイキとしていて、【楽しい】がたっくさん伝わってきます。
こんなJr.久しぶり(笑)
と思うほど。
今Jrは、コンテの他にもう2つ課題(Va)があります。
その中の一つに
【自分のやりたい】(Va)を見つけ、取り組んでいます。
ある子が【やってみたい】と見つけてきたVa。その見つけ方に私は着目しました。
彼女が選んできたVaは
ストーリーや役がないものでした。
(ちょっと意外でした)
なぜか?というと
【自分の個性を出してみたい】
と。
答えはハッキリしていたのです。
それを聞いて、ちょっと精神的な成長は早いなと感じたけれど、【自分】というものを探していたり
出したい
という思いや考えが沸き起こっている事を大事にしたいなと私は思ったのです。
そこで
コンテの時間は、髪型も自由。
髪も含めて踊っているときに自分らしさや好み
踊りとして成立しているかどうかも含め
自分たちで探究してもらいたいなと思います。
振りはコンテも決まっていますが、その中でもクラシックバレエとはまた違い、【私はこんな風に表現してみたい】
という部分を存分に出してきてもらいたいです。
きっとこの経験を通して
またクラシックバレエの表現の幅も広がっていくでしょうし、その中でも自分の良さも踊りも、あらゆる角度から探し表現し
出していける日がくるのではないかなと思っています。
型にはまらず自由に踊ることが楽しい
ストーリーにとらわれず
役ではなく自分を出してみたい
その想い受け止めたいと思います。
私という【個性】
この言葉を子どもたちから聞く日がくるとは。
嬉しい成長です。
見た目にも
ファッションにも
こだわりが出てきている様子なので
踊りの中でも磨いてもらいたいと思います。
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踊りの中での個性探しは
もしかすると基礎ができているから掴めていくことかもしれませんね。
YUKI