YUKI
2020年9月17日
PreⅢ
【ユキセンセイのペースで】
一人ひとりの成長は一歩ずつ
着実にそれぞれのテンポで前へ前へと脚を踏み出しています。
たとえばこんなこと
・脚先を自力でピーン!!
どの子も脚先に力強さがみえてきています。
ペースはそれぞれです。
身体の末端に指令をを届ける事に少し時間がかかっていた子がいましたが、彼女の脚先に強さと意識が見られています。この変化が毎週、更新されていることが大きな大きな成長です。
・バーの脚の組み立て(笑)
前回の日誌にも書きましたが(笑)うるさ〜いユキセンセイが目をピカリ光らせている中で、
「ちょっとやりたくな〜いな〜」
ということにもまずは取り組むということを子どもたちにはすすめています。
やってみる事で初めて気づく事
学ぶ事も
たくさんあるはず!
ネジをクルクル〜するバーの脚の組立て(調整)にどの子も取り組み、今日はみーんながその役割を担ってくれていた事も成長でした。
【ユキセンセイがそうさせてる(罠)】というところもまだまだありますが、
そういう環境である事も大切かなと思っています。
小うるさいセンセイがいて
子どもたちの意欲も育ってくれると嬉しいです。
というところで!!
今日はガシガシ引っ張るぞ!(やってみるぞ〜!)
と決意してユキセンセイ(笑)
いつもよりペースを上げて彼女たちがどこまで着いてきてくれるのか!?チャレンジ。
まだまだほわほわ感が残る彼女たちですが、春からは1年生。少しずつ個々のペースも上げていく準備をしていきましょう。
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まずはレッスンの前に確認
・レッスン中はお口はチャック
レッスン中に入れたお約束
・動いている間、音楽が鳴っている間は、ちょっと痒くても何かが気になっても自分の身体に触ることは我慢する
(理由は、ポーズやポジションがくずれますからね。この理由については、もう少し彼女たちの様子をみて伝えていきたいなと思います。今日のところは、そういうルールだよ!という事を伝えてどれくらい頑張れるかを見たいなと思い伝えています。)
レッスンを通してのこれからの姿勢の目標
・お友達を見ずに真っ直ぐ前を向いて頑張ってみること
・言われた注意は忘れずに続けられるようになること
(これはこの先ずっとずっと続いていく大切な基礎のキ)
・合間の準備は少しずつ急ぐ事
(お水を飲んで場所に戻るまでの時間/マットの片付けの後/シューズを履くペース これらは少しずつペースアップしてみましょう)
・同じことを3回以上言われてはいけない事もあるかもよ〜!?
小うるさくなってきたユキセンセイの声に、今日は彼女たちの一生懸命でついてきてくれていました。
ペースを上げた事で、混乱したり、困惑する様子はなく、むしろ集中度は上がった手応えを感じたので、次回も続けてみたいと思います。
(きっと少しずつ彼女たちなら成長していけるのではないかな)
先にも記したように、この先ペースを上げていく中で「なぜそうすべきか」ということを入れていきます。
その理由が彼女たち自身の中で、理解が出来ていくのはきっと就学後しばらくしてからの事だとは思います。
だけど、ただただペースを上げる訳ではないこと、そこにしっかり「なぜか」という理由があることが子どもたち自身に好きなバレエを通して結びついていくことを望んでいます。
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練習中のステップの流れは、徐々に掴めてきているので、ステップそのものの質を高めていきますよ。注意もますますうるさくなります。
だけど、どんな時も笑顔は忘れずに!
と伝えると
とびっきり可愛い笑顔をみせてくれるので(笑)ある意味強い子たち。そしてとっても素直に笑顔が作れるって心が綺麗な証拠です。バレリーナにとって大事な笑顔ですもの!
どんなにこの先ユキセンセイが厳しくなっても、笑顔は忘れずにいてほしい・どんな時も笑顔で踊れる子たちに育ってほしいなって思います。
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レッスン前にママたちと子どもたちについてお話しする事で
「じゃぁこうしてみよう」
「ああしてみよう」
「チャレンジしてみよう」
と私自身も思えている事です。
今日のペースアップのきっかけも実はママたちとのトークがきっかけです。
共に子どもたちを見守り、(バレエを通していく中で)育てていきたいユキです。
些細な心配事も、いつでもお話しいただけたら私も参考になります。
これからも彼女たちと共に歩むユキセンセイでいたいから。
YUKI