YUKI
2020年9月30日
Jr
前回と本日はJrのレッスンに、3rdも希望型での参加でした。
前回同様、レッスンまで3rdは参加でき、そのあとJr.はコンテの練習。
*********
昨日穏やかだった3rdもJr.も、フレッシュな気持ちと姿勢でレッスンをスタートさせているように感じました。
《自分で意識を高く持って》
そのキモチが私の一つ一つの声かけに確かに反応しています。
その反応は、どの子にとっても『今の自分の殻を破る』ような事であっても、思い切り
「そうやってみよう」
という反応が身体でかえってきています。
フロアワークでは、いくつか3rdにとっては新しいパもありました。
説明をして
やってみて
「よし!」と本人たちもそのパは理解したはずだけど、アンシェヌマンの中に組み込まれてしまうと気持ちが焦って空回ります。
次第にどんどん焦りが加速してやればやるほど、くっちゃくちゃになっている場面がありました。
いい経験だなって思います。
どんなにレッスンのスピードが速くても、キモチは落とさないこと。
困ったら「もう一回教えてほしい」
ことを直ぐに伝えること!
時と場合によってはその時に
「じゃぁ少し考えてみなさい」
って返されることだってあるかもしれないけれど、それでも自分から伝えてみることは大切。
クラスのスピードの波にのって「わかりません!」を言ってね。
(迷ってる時間はないってことね)
よくよく頑張っていたけれど、途中で空回ってしまった事で一瞬落ち込みもみられましたが
最後の最後は、落ち着きも取り戻し
3rd2人とも自分で自分を振り切って、今日の底力をみせてくれました。
ここ!
成長したポイントでした。
泣いたら泣きっぱなしにならない
たとえ涙出るほど悔しさが溢れても、それを振り切ることが同じレッスンの時間内でできるようになったことは大きな大きな成長ですよ。
合言葉は
【今日のハッピーエンドは自分で作る!】
でした。
レッスンももう最後!って時にどうにか振り切って!と声をかけたこの言葉で(かどうかはわかりませんけど(笑))
それぞれが気持ちをこれでもか!
っていうほど振り切って
しかも!冷静にやるべきことに集中した切り替え方お見事でしたよ。
【最後はやります】っていう強い気概を見せてくれて喜んでいるユキセンセイです。
希望して参加した甲斐あったね。
私自身も、落ち込みやすい人間でした。特にバレエにおいては。
悔しいは直ぐに感じてしまい、1つそんなことがレッスンの中で起こると切り替えられない時期も経験しています。
だけどそこから学んだこと
1つ落ち込んで、引きずってしまうとあっという間にレッスンは終わってしまうということです。
勿体無いんです。
ある日それはあまりにも悔しいと感じて
限られたレッスンの中で
今日のレッスン
の一回一回、どうにかしてでもハッピーエンドで終わらせる。
と
自分で決めたことがありました。
悔しいこと
できないことがあって当たり前のレッスン。
だからこそ体当たりで1つ1つ挑んでみる。
出来ない
悔しい
事は、終わったら練習。帰って頭の整理!
ハッピーエンドを自分で作るには
気持ちの切り替えと
努力を惜しまないことが必要ですね。
*********
Jrはコンテ
コンテの日のレッスンでは特に、身体を軸がぶれてもいいから思い切り上体を使ってみる
という事も意識してもらっています。
レッスンの中では、軸を作りながらも、重心の移動のさせ方にも
いつもより大きく!
を意識してもらっています。
コンテを始めた夏と比べると、どういう風に思い切り動かせば良いか
どういうことが「大きく動く」ことに繋がるのか、まだピンときていないことの方が多かったように思います。
そう感じるのは、今はすでにその試みをそれぞれが始められているからこそのことですね。
今日も少しまた振付も進みました。
子どもたちがイキイキ楽しそうなことはどんどん進んでいくものだな〜とも感じます。
私も楽しくて仕方ありません。
動きのアップダウンもクラシックに比べるとたくさんあります。
動きにメリハリもついている分、ちょっとしたことでふらつくことだってあります。
が
このコンテのチャレンジによって前より軸が強くなったような気がしています。
何よりも楽しい!から自分たちでバンバン練習する。
だからこそ身体も自然と力をつけていってる!
でもね
いつも書くけれど
毎回の どのレッスンも、大切に真摯に向き合う姿勢があるからこそついていく力なのです。
Jrのみならず
3rdも!
先輩が背中で語り?
後輩がその背中を追いかけてる感じがイイんだな〜。
良い雰囲気になっています。
先輩後輩が共に励むレッスン
それぞれが自分と向き合って、自分の殻破り。
今の積み重ねが
やがて大きな笑顔に繋がりますように。
YUKI