YUKI
2021年11月24日
レベルアップ1st
印象に残った今日の出来事
1、鏡が安心材料になることがある
2、クラスの環境が記憶合致の場となる
3、思い込んだらはなれない・身体と頭/言葉と動きの合致は難しい
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1、鏡が安心材料になることがある
バーワークでは、人数によって動きやすさを重視して段々と鏡を背にレッスンが出来る子も増えています。
自分の中での意識や意欲・集中の高さによって、鏡越しに仲間を視野に入れず、黙々とレッスンができることも増えています。
① 新しいことも少しずつ増えていて、まだこれから憶える段階であることもたくさんあります。
だから、ユキセンセイに質問をされて応えられなくても大丈夫。
なんですが、「わからない」ことが「悔しさ」に直結してしまう事も増えているなと思う成長を感じる子も沢山います。
またこういう時に、1人でもわかった子がいたら「自分がわからなかった」
ということに悔しさが増す。
素敵な成長の証。
ですが、鏡を背にしているとその視野に入ってくる1つに【見学ブース】がありますね。
その場に【母の姿】があるだけで、若干の甘えが出てしまう(笑)
きっと鏡越しだとその母の姿もやんわりだけど、直接入ると...
無意識に気持ちが緩む(いや涙腺がゆるむ)のだなと感じることがありました(笑)
その後鏡向きに、立ち位置を切り替えてもらうだけでその子の集中は変わったので(笑)まだまだこういう些細な環境要因は大事だなと思ったのでした。
② 同じく鏡を背にしていた子ですが、時として鏡が自分の気になることを引き出してしまうことがあります。
たとえば髪型だったり、少しレオタードがねじれていたり、そんな些細なこと。
今日は「髪型」を気にしてしまうのでは?と思ってしまったので、一旦鏡を背に立ってもらった子がいましたが...
そのことで動きがショボショボとなってしまい、すぐに立ち位置を切り替えてもらいました。
彼女の凄さは言葉の記憶。
そこが動きと合致するまでもう少し!
そこに今興味が向いているのだなと感じた嬉しい立ち位置変更でした。
向きを変えただけで、動きの修得にも気持ちが引き締まった感じがしました。
知りたい・わかりたい
このために鏡を使えることがベスト!!
だから嬉しかった。
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2、クラスの環境が記憶合致の場となる
ノートにレッスンで記憶した言葉の意味を記していた子がいました。ただバレエ用語と意味がノートでは不一致でした。
そこで間違いに気づくといいな〜と、レッスンの中でノートに記してくれていたバレエ用語の意味を聞いてみました。
すると...記憶を手繰り寄せ答えてくれたことが合っていました!!
おそらく、その子はノートに書いたこととそのことがその場で合致してはいなかったでしょう。(ノートに書いたことが違っていたんだ ということです)
シンプルに【レッスン】の時間の中で、同じ場面同じ時の記憶を彼女自身で掴み直したんじゃないかなと
思った出来事です。
伝わりますか?
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3、思い込んだらはなれない・身体と頭/言葉と動きの合致は難しい
これはレッスン最後のことです。レベルアップ1stの中で、2nd進級に向けて金曜日は2ndクラスの中で励んでいる子が現在2名います。
今日最後に行ったことは
やって見せたあとバレエ用語を使い指示しましたが、2人とも何故か思い込み勘違いしたままの動きをずっと続けていました(笑)
ユキセンセイが言葉でまず伝え続けたのは
言葉と動きを自分たちで合致させよー!
という気持ちからです。
とても基礎の動きでしたので。
全然似ていない動きなのに
何故勘違いしたのかというのは、ユキセンセイは実はわかります。
クラスの流れでやることについてきているから。
記憶はこんな感じかな
・レッスンの終わりの方で
・横移動で練習する動き
子どもたちの中で単純な記憶。
でもよくわかったかな。この時に【何をするか】という用語と動きを合致させていなかった。
必死になって、漠然とした記憶の中動き続けていた。
ということかなと思います。
そしてなかなか思い込んでしまうと動きが変わらないのですよね(笑)
身体の呪縛は外れないかのように...
よく聞き
よく見て
一回一回なんの練習なのか
という事も理解をしながら受けなきゃ修得には繋がらないことです。
いい経験になりましたね。
頭も身体も柔軟に対応できるように沢山の経験と練習をもっともっと積みましょうね。
一緒に
YUKI