YUKI

2020年3月13日

イマジネーション

いやー

驚きました!!

先週まで一緒に練習しても

どんなにやってみても出来なかったステップ。

それが今日

サラリとあっさり出来てしまった子がいます。

「並ぶよ〜」

の声に1番に並び、先頭さんとして飛び出してきたステップの練習の1回目。

彼女が準備をした瞬間

(「あ、そういえば彼女はこのステップが出来なかった」)

と過りました。

次の瞬間

あっさりスムーズにステップを踏んでいて、

もうびっくり!!!

思わずハグしてしまったほどです。

なんてこと!!

特訓でもしたのかな?と思い、帰りにチラリとママに探りを入れてみると(直接聞かないユキセンセイね(笑))

「なんだか出来てましたね〜」

とママの穏やかな声(笑)

だからですね!

それが答えですね。

できないからと言って、無理強いさせずに

子どものやりたいの時間に任せてくださっている大きな心の見守りがあるからこそですね。

やがては出来る。

焦らずに見守ってあげるキモチは、子どもたちが伸び伸び育っていく鍵かもしれないなと改めて思いました。

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レッスンを始めて1か月が経とうとしている子がいます。はじめた頃は、ピシッとな空気に馴染むことに一生懸命でした。

ユキセンセイから、ピリッと伝えられる注意も最初からありました(笑)

でもそのことが彼女のもともとの高い意識にプラスになったかなと感じます。

一度言われた事は必ず気をつけられています。

準備の段階でもしっかりと自分で一つ一つ言われたことを丁寧に整えてもいます。

そもそも持っている彼女の高い意識と行動が結びついてきたかなと感じていた今日、

レッスンの中で、表情に柔らかさも見られました。

慣れてきたからこそ見えてきた彼女の飛びっきり突出していること。

それは

イマジネーションを膨らませる感性の高さです。

そしてそれを表現する高さ。

それを新たに感じることができました。

Preクラスでは、Ⅰ〜Ⅲ全てのクラスで

「想像を膨らませて動きに繋げる」

ことも取り入れています。

走ったり

手を動かす練習の時も

ただただ動きの練習をするのではなく、そこに身近なことで子どもたちのイメージが膨らむことを加えています。

「どんな風に動くか」

表現の世界でもあるバレエにとってはとても大事なことです。

想像の世界を表現する感覚や感性

伸び伸びとますます伸ばしていきたいなと思いました。

新たな発見を

また新たなプログラムへと繋げたいと思いました。

一人ひとりの良さも、回を重ねていくごとにさらにさらにみえています。

それって苦手もみえたあとだからこそ、またみえている良さの発見です。

動く時の笑顔がすごく素敵な子

意志が強くセンセイの動きやお話を忠実に受け取る子

一人ひとりが見せてくれる飛びっきりの良さから、ますますそのことが伸ばせるように

クラスの中で組み込んでいきます。

子どもたちの数だけ

テーマが生まれる。

それって教える身にとってとても光栄なことです。

それって子どもたちがどんどん、自らのチカラを更新している証拠です。

今日おやすみだった子〜

来週は元気にきてね♡

YUKI

※写真は今日のものではありません。

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