YUKI
2020年10月17日
7人になった土曜PreⅢ
木曜日から移った子も、ようやく彼女らしいイキイキハツラツとした姿を思いっきり見せられるようになりました。
他のメンバーも、彼女のことを自然と受け入れられていて安心しています。
今日も、バーの準備も時間内に出来あがりました。
以前はみんなが来るまで、待つ姿が目立っていた子も、自分から準備を進めている姿には成長を感じずにはいられません。まるでそれが彼女の使命かのように、率先して動いてくれています。
ちょっと前までは
「ネジが回らない」だけでも
「んー」って声を出して見たり、ウルウル目でこちらを見つめていたりもしていた子とは別人のようです(笑)
頼もしくなりました♡
個々の取り組みが、次第に【協力する】という形へと変化を成しています。
バーを組んだり片付けたりするときに、引きずってもいいようにバーの脚に靴下が履かされている当校のバーさんですが(笑)
よく脱げるのですよね。
そこが残念な面でもあって、気にもなっているところなのですが
!!
が
!!!
この靴下脱げた時、気づいたら1人じゃ履かせられないけれど、2人であるいは数名で
【協力して】
履かせる
という場面も前回くらいから少しずつ見え始めています。
気付いて
そのままにしない。
気付いたら
元に戻さなきゃ
と気になる。
そしてそれを1人じゃできない場合に、気付いた子に気付いて手を貸す
という子どもたちの輪の広がりと意識の高さにジンジンしているユキセンセイの胸です。
使うものにも、大切な気持ちを。
そして気づいたら動く行動力!
それが協力するという形に生まれ変わってる
素敵な成長
嬉しい限りです。
温かくなりますね。
*********
さて!
一通りのレッスンのあと
このクラスでも!今日は大詰めの踊りの練習の正面をひっくり返す作業へと進みました。
木曜日も同じことを取り組見ました。
手順を同じにして子どもたちに
【正面を反対にして】
踊ってもらいました。
ほんっっっっっとうにみていて面白かったのですが
全て同じような結果だったこと
同じような行動を起こし
同じところで気付かないことが発生したことです。
(木曜日の日誌も参考にしてみてください)
まず子どもたちにとって難しいのは
【正面】
前向き
という概念です。
いつも鏡が前向き
そうすり込まれていますね。
その【正面が変わる】ということをまず理解することに時間がかかる子もいました。
本当に難しいのですよ。舞台の経験をたくさん積めば【正面】ってそういうこと!ってすぐにわかっていくのですけどね。
次にその正面がわかっても、自分の立ち位置を知ることが難しいのです。
でも!ここが子どもたちの成長の証なのですが
踊り始めるとわかるんです。
踊りの振りが身体に入っているから。
ただ最初にどこが自分の場所?
って改めて考えるとまだ難しいのです。
これがあと1、2歳年齢が高いとまた結果が変わってくることもあるんですね。ここは経験の差ではないかな。
大体、脳の大きさは3歳頃までに成人の脳の80%の大きさになります。その後6歳までに成人の90%の大きさにまで成長すると言われています。
あとの10%は、きっと経験なのかもしれません。
記憶や学習といった経験により脳の中も発達していき、身体の成長と共に、バレエはより出来ることも増えていく
という流れなのかなと思います。
脱線終了。
今日は、右手と左手をあげたまま正面をひっくり返して、子どもたちの課題だった「最初の立ち位置」
の確認をしました。
きっと自分が思っていた場所とは大きく違う立ち位置に「え?なぜだ?」
と未だ解明されてはいないと思います(笑)
これはこの先!様々な場面での学習と経験で理解していけることなので保留。(sorry!)
ひとまず!
挙げた右手と左手
正面を向いた時に
どちら側に自分が立っているかということを記憶しましょう。
そしてもう一つ
その手の方は
舞台では
【なに手?】
ということを知識として入れてみました。
チンプンカンプンプン
な時間だったかもしれませんが、次回につづく。
YUKI