YUKI
2018年6月15日
ジメジメの時季ですね。
静かな雨は時に冷静さを取り戻してくれます。
湿気も多く、体も気持ちも沈みがちなこの時季です。それでも一旦深呼吸をしたり大好きな音楽を聴いてみることでも気分は変わります。
私の最大の気分の転換は、もちろんレッスンです。
子どもたちとの。大人の生徒さんとの。
今日も子どもたちは元気にレッスンに来ました。
正直なところ、この瞬間がとてもとても嬉しい時間です。
子どもたちがレッスンに来ること。
今日も元気に来たね。という喜びもパワーに変わります。
いつも通りは当たり前ではないとも思っています。
うまく言葉で表現できませんけど・・・。そのいつも通りの生活がどんなに幸せなことだろうって、年齢とともに感じています。(しみじみ笑)
だから、1回1回を子どもたちとともに大切にしたいと思っています。
レッスンは、今日はポアントワーク。
準備の時に、足のアップをしてからポアントを履くように声かけました。こういうことも随分とスムーズになりました。
言われてすぐさまそれぞれ足先をメインにエクササイズをし、時間を見ながら準備ができるようになりました。
「時間を見ながら」
ここ!!ポイントです。
時間になったからそれを取りやめて準備を切り替えるのではなくて、
時間までに【やるべきこと】に対して時間配分をして進めること。
影から見ていて、できるようになってきたなと感じます。(講師部屋からこっそり鏡越しに覗いております(笑)直視して「できる」のと、私の気配がなくても「できる」のとでは大きな差があります。)
ポアントワークの前に、トゥ先が皆傷んできたので処理の仕方を伝えました。
ハサミで破れていくトゥ先を綺麗にカットすることも、動きに大きな差が生まれます。
自分自身で自分のポアントに手を入れることは大切なことです。ポアントは、自分の「足」そのものですからね。
今日はレッスンの最後に、振り写しをしていたVaの配役決定をいたしました。
踊らせてみて、「やっぱりな」の意外性は当たっていました。
なんのことを言っているのやら??真相は後日明らかになるやもしれませぬ。
子どもたち自身は、「これじゃないのが良かったなー」とか・・・いろいろあるとは思います(笑)。
でも、今回のこのVaがまた子どもたちにとって大きな飛躍になることは間違いない気がしています。
この1週間で、何かが変わってきています。
気づけること
気づこうとしていること
誰がどう思おうとも、自分で思ったことは行動に移し始めている子もいます。
他の子がやらなくても、「私は今はこうやるべきだと思うことは行動する」。そんな動きもしっかりとはっきりと見え始めている子もいます。
いいと思います。
思ったことはまずは自分が変えてみること(行動してみること).
大事な一歩です。
だからと言って、協調性がないことには繋がりません。
なぜなら、その子の行動が
きちんと周りが見えているからこその行動だからです。
だからこそ以前よりももっと、踊りからの飛躍も楽しみなんです。
また明日。